漢方茶の材料をご紹介します

茶カフェ「わ」のオリジナルブレンド漢方茶に使っている材料をご紹介します。当店では、漢方茶ブレンダーが材料を厳選して、テーマに沿って調合しています。なつめ、うこん、くこの実などに、ギムネマやホーリーバジルなどのハーブをブレンドした商品など、さまざまな風味が楽しめます。

茶カフェ「わ」の漢方茶の材料

なつめ

乾燥させた実は、葛根湯など多くの漢方薬で使われます。生薬(しょうやく)としての薬効には、健胃・強壮・精神安定・鎮静などです。薬膳料理やドライフルーツとしても食べられます。

うこん

健胃薬に使われる生薬です。漢方では気を巡らせる目的で使われます。インド原産で、ハーブ名はターメリック。カレー粉の材料です。黄色の染料としても使われます。

くこの実

中国では古くから、漢方薬や食材としてよく使われています。日本にも伝わり、長く親しまれています。クコの実には、瞳をすっきりさせる効果もあるといわれます。

陳皮(ちんぴ)

温州(うんしゅう)みかんの皮を乾燥したものです。当店の漢方茶の陳皮は自家製です。食欲不振・消化不良改善・風邪の症状改善・血行促進などの漢方薬に処方されます。香り成分のリモネンにはリラックス効果があります。七味唐辛子の原料のひとつです。

玫瑰花(まいかいか)

バラ科のハマナスの花のつぼみです。バラの甘い香りにはリラックス効果が期待できます。血行促進・解毒作用があるとされています。また、含まれる成分には、ビタミンCやポリフェノールがあります。

夜交藤(やこうとう)

ツルドクダミ(ドクダミとは別種)の葉の付いた茎の生薬名です。不眠症に良いといわれています。

あまちゃづる

朝鮮人参と同様の成分であるサポニンが多数含まれていることがわかっています。サポニンには、神経の興奮やストレスを鎮める働きがあります。眼精疲労にもよいといわれています。

すぎな

春に土手などで芽を出しているツクシはスギナの一部分の呼び名です。利尿作用や代謝促進作用があるといわれています。ドイツでは「あらゆる病に効果がある」とされているエネルギッシュな薬草です。髪や爪の健康に必要な成分であるケイ素が含まれています。

月桃(げっとう)

ショウガ科の植物。沖縄では「サンニン」と呼ばれ、日常的に活用されているハーブです。さわやかな甘い香りでリラックスできます。殺菌効果があるため、もちを葉で包むなど、食品を保存するために使われてきました。沖縄の月桃茶はポリフェノールを多く含みます。

桑の葉(くわのは)

生糸(きいと)を作る蚕(かいこ)の餌としても知られる桑(くわ)の葉です。ポリフェノールの一種であるフラボノイドが豊富に含まれています。解熱や咳を抑える作用があるといわれています。

レモングラス

タイ料理のトムヤムクンでおなじみのハーブです。ハーブティーとして飲むと、消化促進効果が期待でき、さわやかな香りでリフレッシュできます。当店では自家栽培のレモングラスを使っています。

金柑(きんかん)

皮も甘く、良い香りがします。二日酔いや消化不良に良いとされています。

黒豆(くろまめ)

黒豆にはイソフラボンやレシチン、たんぱく質、ビタミンE、食物繊維が豊富に含まれています。

菊花(きっか)

抗炎症作用があります。目の充血・かすみ目、のどの腫れ・痛みなどに良いといわれています。

山査肉(さんざにく)

山査子(さんざし)の実から種子を取り除いて乾燥させたものです。消化促進の作用があり、なかでも肉類の消化を助けるといわれています。

くちなし

くちなしの実は、精神安定・消炎・解熱の作用があるとされている生薬です。

くま笹

防腐・抗菌効果があり、笹だんごやマス寿司などを包むのに利用されてきました。ミネラルが多く含まれています。さまざまな効果があり、解毒や胃もたれや胃弱に良いとされています。

桃の葉(もものは)

日本では汗疹(あせも)をとるための入浴剤や肌荒れ対策のローションとして使われてきました。

ハイビスカス

ハイビスカスの一種「ローゼル」の花のガクを乾燥させたものは、ハーブティーとして飲まれます。肌の調子を整え、肉体疲労や眼精疲労に良いとされている、ビタミンC・クエン酸・リンゴ酸を豊富に含みます。

びわの葉

咳を鎮め、痰を取り除く作用があるとされています。江戸時代には暑気払いの飲みものとして「琵琶葉湯(びわようとう)」が登場しました。疲労回復や皮膚トラブル対策を求めて、入浴剤としても使われます。

またたび

ネコの好物として有名です。血行促進・疲労回復などの効果が期待できます。キウイフルーツと同じく、消化吸収を助けるタンパク質分解酵素を含んでいます。

かきどおし

血糖値を下げる効果が期待できます。また、消化器系にも良いとされています。

グァバ

グァバは、パパイヤやマンゴーなどと同じく、トロピカルフルーツの代表のひとつ。グァバ葉には、糖質分解酵素の働きを妨げる成分が含まれていて、糖の吸収をおだやかにする作用があります。

ギムネマ

インド原産のハーブ。葉には甘味を感じにくくさせる作用があります。また、血糖値の上昇をおだやかにする作用や、脂肪の蓄積を抑える効果があるとされています。肥満予防のサプリメントに利用されています。

紅花(こうか)

エジプト原産で世界中で栽培されています。染色に利用されたり、種子からベニバナ油を絞ったりします。花びらを乾燥させた生薬としての読み方は「こうか」です。血行促進効果があり、うっ血を取り除くとされています。漢方では婦人薬としてよく処方されます。

ホーリーバジル

インドの伝統医学アーユルヴェーダでは万病を治す、もっとも神聖な植物とされています。ホーリーバジルには、いくつかの種類があり、それぞれ香りが異なります。当店では自家栽培のホーリーバジルを使っています。当店でメインに使っているホーリーバジルは「ホーラパー」です。また、「クリシュナ」「ガパオ」も使います。


上記は茶カフェ「わ」の漢方茶の調合に使っている材料の説明です。当店の漢方茶の効能を示すものではありません。

漢方茶の材料一覧表」もご覧ください。

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