温かい漢方茶で寝覚めスッキリ

いらっしゃいませ。茶カフェ「わ」のオーシマです。

新しい1日のスタートに、冷たい水を飲んで、キリッと目をさますというひとは多いかもしれません。前日、楽しい集まりがあって、少しお酒を飲み過ぎた、という朝など特にそうでしょう。

冷えたオレンジジュース、トマトジュース、野菜ジュース。

いや、味はいらない。炭酸水の刺激がサイコーという声も聞こえてきます。

朝はホットコーヒーの一択というひともいるかもしれませんね。コーヒー豆の香りはなにものにも代えがたい喜びを感じさせます。それとも、紅茶派ですか?

もちろん、緑茶や麦茶、玄米茶も朝の1杯の候補です。

温かい漢方茶で寝覚めスッキリ

 

朝の水分補給には温かい飲み物がオススメです

ひとは寝ているあいだに多くの水分を失っています。ひと晩で約500ml以上の水分が、呼気や汗で排出されといいます。夏場だと1リットル近くになる場合もあるそうです。

ですから、まず、朝起きてすぐに水分を補給するのは大切

冷たい飲み物の刺激も気持ちいいですが、朝起きてすぐの水分補給としては、温かい飲み物にいろいろとよい点があります。

温かい飲み物によって内臓があたためられ、血行が促進されます。これによって、代謝機能が上がるので、身体のコンディションを整えるのにプラスに働きます。

 

朝に飲みたいホットドリンク

まず思い浮かぶのが、コーヒーや紅茶。温めた牛乳と一緒にカフェオレやミルクティーにして飲むのもよいですね。

シナモンやカルダモン、クローブなどのスパイスを加えた、チャイやスパイスコーヒーを楽しむこともできます。少し手間がかかりますが、寒い休日の朝などには、ゆったりと体を温めてくれます。

最近では、美容と健康によいということで、白湯(さゆ)も人気です。なにも入れない水を数分間沸騰させます。それを40〜50度まで冷ましてから、ゆっくりと飲むことで、腸から身体を温めます。

 

カフェインの効果

コーヒーに含まれているカフェインに覚醒作用があり、寝起きの頭をすっきりさせてくれます。これが、朝の1杯の定番となったひとつの理由でしょう。

カフェインには、食欲増進や血行促進の効果もあります。1日を始めるにあたって、よいスターターといえます。

コーヒーの香りにはリラックス効果もありますので、昼食後に1杯飲んでくつろぐと、午後の仕事や勉強のためにリフレッシュできます。パフォーマンスアップにつながる、カフェインの効果も期待できます。

このように、コーヒーには良い点がありますが、カフェインの取りすぎには注意が必要です。健康の面からは、1日に3〜4杯が最適という研究結果もあります。

コーヒーを飲むタイミングは、起きてすぐよりも1時間ほど空けた方がよい、空腹時には避ける、夜は飲まない、など、つき合い方には気をつける点がいろいろとあります。

紅茶や緑茶にもカフェインが含まれています。

 

だるさがとれないのは「気虚」かも

睡眠時間が短いわけでもないのに、朝からなんとなくだるい。生あくびが出る。体調は悪くないはずなのに、気分がすぐれない。

こういうひとは、「気虚(ききょ)」かもしれません。

漢方では、心身の状態は、「(き)」「(けつ)」「(すい)」の3つの要素のバランスで決まると考えます。

「気」というのは、心身のエネルギーのことで、「元気」「気分」の「気」です。気が不足すると、疲れやすくなったり、食欲が衰えたりします。この状態を「気虚」といいます。

 

朝のホットドリンクに漢方茶はいかが?

コーヒーを飲んでも、どうもすっきりしない、というときは、体調を整えることから始めた方がよいかもしれません。一時的なリフレッシュにはなっても、カフェインの取り過ぎは、身体にはマイナスです。

「気虚」の場合は、食事の見直しや、適度な運動がすすめられます。

消化のよいものを食べる、散歩やストレッチをする、温かいお風呂のあと、温かくして寝る、といった小さなことを少しずつ積み重ねることが大切です。

いつもの飲み物を漢方茶に換えてみるのもおすすめです。

ほかのホットドリンクと同じく、朝の1杯は身体のなかからあたためてくれます。血行促進や食欲増進が期待できます。

朝のホットドリンクの選択肢に漢方茶を加えてみてはいかがでしょうか

 

茶カフェ「わ」の「気巡る茶」

茶カフェ「わ」では、材料や調合の異なるオリジナルブレンド漢方茶を、いろいろと取り揃えています。ブレンドの違いによって風味も異なりますので、さまざまな味と香りを楽しんでいただけます。

朝の1杯におすすめなのが、気巡る茶(きめぐるちゃ)」です

「気巡る茶」の材料は、うこん、玫瑰花(まいまいか)、すぎな、桑(くわ)の葉、金柑(きんかん)の5種類です。

うこんは、カレー粉の材料のターメリックのことです。ショウガ科の植物で、香りと色で食欲をそそります。漢方では、気を巡らせる目的で使われます。

玫瑰花は、バラ科のハマナスの花のつぼみです。日常ではあまり目にしない漢字なので、読めるひとは少ないかもしれませんね。バラの甘い香りでまったりとリラックスできます。玫瑰花には、血行促進の作用があるとされています。

すぎなは、ドイツでは「あらゆる病に効果がある」とされているエネルギッシュな薬草です。

金柑(きんかん)や桑(くわ)の葉の甘味が頭をスッキリさせてくれます。

気巡る茶の材料

【気巡る茶の材料】

  • ❶うこん
  • ❷すぎな
  • ❸玫瑰花(まいかいか)
  • ❹桑の葉
  • ❺金柑(きんかん)

 

漢方茶ブレンダーが材料を厳選して調合

茶カフェ「わ」のオリジナルブレンド漢方茶で、どんな材料が使われているかは、当サイトの「漢方茶の材料をご紹介します」ページ、「漢方茶の材料一覧」ページでご覧いただけます。

お茶の入れ方は、当サイトの「どなたでも簡単に漢方茶をいれられます」をご覧ください。


京都の町家カフェからお届けします。

京都北区の紫竹エリアで町家カフェを開いています。この漢方茶専門通販ショップでは、カフェでお出ししている漢方茶と同じお茶をお買い求めいただけます。

町家カフェでは、茶葉をポットに入れて提供していますが、通販ショップで販売しているお茶は、ティーバッグに入れてお送りします。カフェと同じ材料と配合で、ひとつずつバッグに手で詰めていますので、熱湯で蒸らすだけで、カフェでご好評いただいている風味を、ご家庭でもお楽しみいただけます。

本記事で紹介した「気巡る茶」」は、単品商品(2包入り)以外に、セット商品にも含まれています。お好みや目的に合わせてお選びください。

 


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